人間関係に疲れ果てた時に心を守る“距離の取り方”
Sep 10, 2025

こんにちは。
秋谷です。
あきや∞接骨院を開業してから
毎日のように患者さんと向き合い
身体を施術していると
全ての患者さんに共通する
ある1つのことがあります。
それは
「人は氣を使って生きているということ。」
自分自身の氣を使うことで
自分自身の身体を酷使している。
これは自然の摂理かもしれませんが
氣はスマホの電池が減るように氣も消耗する。
その氣を使えばエネルギーは少なくなっていく。
人は氣を使えばからだに症状として顕われる。
ただこの事実は誰も氣づかない。
むしろ氣づこうとしない。
よく「氣をつかいすぎて疲れてしまう」という人がいるが
そんな人に限ってこんな想いをこぼす。
「なんで俺ばっかり氣を使ってんだろ…誰も氣づいてくれないし、感謝もされないし。もう疲れたよ」
もしかしたら今現在そんなぼやきが
あなたの心のどこかで響いているかもしれません。
僕自身、施術をしてきて何万人という人と関わってきましたが
実は一番心をすり減らしている人の特徴は
「人の言葉の音や態度の小さな違和感」
にいち早く氣づく。
このスピードが圧倒的に速い。
ただこの氣を使いすぎると、
大きな喧嘩や露骨な嫌味ではなく
会ったあとにどっと疲れる
家に帰ったら頭痛がする
そんな“じわじわ削られる関係性”に悩んでいる人がとても多い。
氣を使える人は本当に優しい人です。
相手の氣持ちを想像できるからこそ、自分を抑えて「場」を整えようとする。
でも、その優しさがまわりから「当たり前」と扱われるとき
本人の心はどんどん削られていきます。
心理学では「情動感染」という言葉があります。
相手の感情や態度がそのまま自分に移ってしまう現象です。
つまり、不満ばかり口にする人と一緒にいると自分も不満を抱き
感謝のない人と過ごすと氣づかないうちに
自分の温かさまで奪われてしまうんです。
まるで鏡のような現象です。
僕も昔、多くの人にひたすら氣を使い続けていたことがあります。(笑)
本当は断りたい飲み会にも顔を出して、笑顔で話しているのに、帰り道はどっと疲れていたな...(笑)
「恩義があるし、長い付き合いだから」と
自分を納得させていたけれど
氣がつけば自分自身のの士気が下がっていました。
そしてこのときに僕は学んだことがありました。
「氣を使い続けることと、相手を尊重することは別物だ」と
相手にいいように使われたり
自分の時間など奪われ続けていると感じる関係は
どれだけ続けても互いの成長にはつながりません。
むしろ、勇氣をもって距離を置くことで、
お互いにとって健全な関係になることもあります。
ここでひとつ今の自分が氣を使っているかの
シンプルな評価方法を紹介します。
人と会った帰り道に、ぜひ自分にこう問いかけてみてください。
①「氣持ちは軽くなったか?それとも重くなったか?」
②「やる氣は増えたか?それともしぼんだか?」
③「大切にしたい価値(誠実・感謝・尊重)に近づいたか?それとも離れたか?」
この3つの問いに正直に答え
もし3回連続で「×」がついたなら
その縁には距離を加えるサインです。
これは相手を否定することではなく
自分の心を守る“自己防衛”
距離をとることで空いたスペースには
必ず新しい「縁」が入ってきます。
「なんで俺ばっかり…」
そう思う自分を責める必要はありません。
むしろ、それはあなたが人を思いやれる優しい人だという証拠。
だからこそ、その優しさを守るために、境界線を引くことも大切なんです。
人間関係は出会いの数ではなく
残した縁の質で決まります。
あなたの大切な心を守りながら
ほんとうに一緒に歩みたい人とだけ進んでいく。
その選択が
疲れた心を回復させ
未来を軽くしてくれるはずです。
この3つの問いを、ぜひ今日から試してみてください
またこのブログがあなたにとって
小さな氣づきのきっかけになれば嬉しいです。
共に、進化していきましょう。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
秋谷より